平成18年8月   


 
 去る七月二十一日に北秋倶楽部に於いて、若手後継者等育成事業に係わる講演会を開催した。
 今回は、演題を「モノづくり・奇跡の再生ストーリー」〜ゴーン改革の危機を乗り越えた下請企業〜と題し、元鰹體製作所専務取締役の中村敏明氏を講師に迎え、経営について学んだ。
 講演では、一度落ち込んだ企業は、社の「目指す姿」をはっきりと社員に認識させる、すなわち目標を分かりやすく明確に且つその信念を変えることなく経営革新を遂行することであるとした。これにより、企業全体の管理力・改善力・技術力を向上させ現場管理基盤を築くこと、また目標達成へ向けた部門連繋と共有認識により信頼感が築かれることにより「目指す姿」が構築され、目標とする利益の確保や競合他社と競争できる基盤の確立に繋がることとなるとした。
 講演会終了後は、この程リニューアル品が完成したポン太君着ぐるみを会員にお披露目し、仕上りの良さに満足するとともに、今後の活躍に期待を寄せた。

< TOPへ