「LET’S TRY!」明日への創造


平成21年度会長

森 誠




 16代目会長を拝命いたします森誠でございます。
おかげさまで本年度は創立30周年の節目の年でもあり、諸先輩の培ってこられた伝統と歴史を称えると共に発展的に継承し、 次世代へ繋ぐ基盤体制を模索して行きたいと考えております。
今年度のスローガンは「LET’S TRY!」明日への創造でございます。
皆様ご承知の通り昨年の秋から米国の金融危機に端を発した金融不安により「100年に1度の危機」とも評されるほど事態は深刻 であり、激動の時を迎えております。

こうした先の見えない状況の中ではあります。が、その一方大館市生まれの忠犬ハチ公の物語をリチャード・ギアが主演で 映画化したハリウッド版映画『HACHI 約束の犬』が8月8日全国公開されます。
こうした明るい話題も大館に届いています。
このような厳しい状況の中で、私たち大館YEGは何が出来るのでしょうか? 大館YEGが一丸となり、やる気・創造力を遺憾なく発揮し、地域経済の牽引役となれるよう積極的に活動すべき時と考えます。
私たちが地域活動を通じて社会に貢献することにより、無くてはならない存在として認められてはじめて大館YEGの存在価値がある と思っております。

そこで本年度は、大館YEGとしての役割を見つめ直し今以上に有意義な活動が出来るよう
「会員増強運動」
「青年部会則規定の見直し」
「ポン太君グッズの新商品開発及びPR活動の周知徹底」
「30周年記念式典・講演・事業の実現」
「諸団体との交流及び外部への発信拡大」
の5つを重点事項として、次の方針で運営致します。

(1) 会員増強運動
近年、YEGの卒業生による会員減少や景気後退よる退会者の発生が考えられます。 また、活動財源の確保を理由に今年度は20人以上の拡充を目指します。
(2) 青年部会則規定の見直し
時代に適応した会則規定の見直しが急務であり、会員全員が改めて必要とする組織体制を検討します。
(3) ポン太君グッズの新商品開発及びPR活動の周知徹底
昨年度まではキャラクターぬいぐるみやシール及びお菓子・絵本などを作成してまいりましたが広く浸透を図るため、 新商品開発や対外事業にも積極的に参加し地域のキャラクターとして定着させていきたいと考えております。 また、販売体制における中期・長期計画の策定を掲げ、事業収入の確保を研究・実践してまいります。
(4) 30周年記念式典・講演・事業の実現
YEG東北地区では7番目に創設された歴史ある単会でもあり、大館YEGが一丸となることにより、会員の結束力を高め、 また次年度の県連会員交流会誘致に向けた準備に努めてまいります。
(5) 諸団体との交流及び外部へ発信拡大
諸団体との交流を図り、地域を支える経済人として集い、議論し、考え、そして共有した商品・事業を模索して行きたい と考えております。また、外部への発信拡大に努めることにより、それが大館市の活性化、経済力向上にも繋がるものだと 考えます。

以上、本年度の5つの重点事項について、お話をさせていたきました。
各関係者の方々のご指導ご鞭撻をいただき、1年間活動してまいりますのでご支援をよろしくお願い申し上げます。