「原点回帰」
〜新しい大館の“創造”未来を切り拓け〜



平成22年度会長

森 誠




 一昨年の金融危機、昨年の政権交代を経て、未だ落ち着かない国内情勢が続き、我々若手経営者もこの荒波の中で息つく暇もない状況が続いております。このような厳しい状況化にあって、私たち若手経営者に対する期待は日々高まるばかりです。苦しい時こそ同世代、同地域で活躍する青年経済人との“絆”を強め、この苦悩な時期を乗り切って行きたいと思います。
この思いから今年度のスローガンは


      
「原点回帰」
〜新しい大館の“創造”未来を切り拓け〜

                            を掲げました。   現在の経済システムは「負の経済」と言われておりますが、「今だけ、自分だけ、お金だけ」を助長させ結果、モラル・マナーの欠如による脱ヒューマン性、環境破壊・環境汚染による非エコ化、そして人間関係の希薄化によるコミュニケーション不足が原因  でストレス社会を生んでいます。これからは経済効率ばかりを目指すのではなく、ヒューマン効率を重視し、人間が成長することが経済成長に繋がると言われております。
地域に定着した若手経営者として、出会いを大切にし、責任と倫理観を持ち、切磋琢磨 する必要があると考えます。

さて、昨年度は大館YEG創立30周年記念式典・事業を大成功に開催することができ、メンバー・OB並びに多くの来賓の皆様と絆の強化・組織力のアップが図ることが出来ました。今こそ原点回帰をし、地域の魅力を再度見直し、創造豊かな人間形成はもとより、地域を愛し、明日の大館活性化に向けた取り組みを模索して行きたいと考えております。



(1) 組織強化
昨年に引き続き20名以上の拡充を目標に掲げ、会員並びに家族との交流を図ります。また、単会の組織強化を図る上でメンバーの積極的な研修への参加ならびに 出席率の向上を目指します。
(2)グッズ等の新商品開発および販路拡大
昨年より販売しているポン太君携帯ストラップ等の販路拡大や各種イベント参加におけるPR活動の徹底をします。グッズにおける在庫管理システムを構築し、組織の収益確保に取り組みます。
(3) 諸団体との交流および観光ルートの洗い出し
新幹線延伸における青森駅開通により経済波及効果が期待されるため、隣県とのネットワーク化を図り、外部への発信をします。また、大館YEGとして観光ルートの洗い出しをし、地域観光の活性化に繋げます。
(4) 会員の健康推進および交流
健康管理セミナーの実施やスポーツ交流を通して、健康・親睦を図り会員活動の 促進を行います。

以上、本年度の4つの重点事項について、お話をさせていたきました。
各関係者の方々のご指導ご鞭撻をいただき、1年間活動してまいりますのでご支援をよろしくお願い申し上げます。