「ハートリレー」 明日に架ける橋



平成23年度会長

長井世幸





 

全世界に激震が走った3.11 海外メディアでは有史以来最悪の地震が、世界で一番準備され訓練された国を襲った。犠牲は出たが他の国ではこんな正しい行動はとれないだろう。
日本人は文化的に感情を抑制する力に優れている。」「日本の国民はミラクルだ。被害は確定しないが、他国だったら数倍の被害になっていただろう。」そんな言葉がTV画面より流れた日本人であることを誇りに、冷静に理性的に行動しよう!」「皆でほど無くtwitterのタイムラインで流れた。ハイチの500倍以上の威力の地震で津波到達まで10程分しか時間ない中で、この国民には常に準備がある。この国は常に事態に準備ができるのだ」 「いままで日本ほど世界の地震災害救助に貢献してきた国は無い。今度は我々が救助する番だ。」と、海外メディアで配信された「日本のために祈る」というハッシュタグ#prayforjapanが海外で使われ世界中が心配して祈ってくれている。Youtubeでは祈りのVTR、アメリカ軍のOperation Tomodachi なんて素敵な国なのだろう日本は胸が熱くなる。

わが大館の仲間も熱い、救援を求めている仲間に応えて即座に動き行政より早く救援物資の輸送をし、地元企業の協力を求め大館YEG炊出し隊を結成、能代、秋田の仲間と大船渡市に集結し救援活動を行いました。今後も形を変えながらサポートして行こうと思います。

 

4年前に会長を拝命した時、世の中はいざなぎ景気を超えて戦後最長でしたがその実感が無いままでした。もっとも格差景気といったらしいですが、現在の経済状況は一変しました。まさに国難です。当時も会員ネットワークの強化をうたっていましたがそれ以上にオール大館、アイラブ大館、チーム大館で向かっていかねばなりません。地産地消、会員企業間取引、取引メーカー来館時の積極的な宿泊斡旋などです。

私たちは青年経済人として地域社会と共生していく立場にあり、相互に利益をもたらすよう社会の仕組みの中でつながりを深めています。
 ならば地域社会の成熟度が、我々の経済活動の充実へとつながる事は必然であります。

今年度会長を仰せつかるにあたり、60名近い会員に青年部の目的・役割を正しく理解していただき、地域を支える青年経済人として活動し、よき友を見つけることができるよう、まごころをもって努力し続けてまいります。

誠を尽くして人に接すれば、心を動かさないものはこの世にない。との想いから、「ハートリレー」 〜明日に架ける橋〜というスローガンにいたしました。目標達成するためにまごころをもって行動し、人の心を動かす人・組織となるよう会全員で取り組んでまいります。