平成23年度 事業計画


   スローガン 「ハートリレー」 明日に架ける橋



(基本方針)
 
 平成23年3月11日に発生した東日本大震災被災者の方々へご哀悼の意を表すとともに
今後の日本復興へ向け出来る限りの英知を集結し、一日でも早い復興を願うものであります。

 震災後の世界からのメッセージはとても温かいものであり、日本人の冷静な対応が高く評価されていました。しかしその後に発生した原発事故からは、日本からの情報の少なさと信頼性の低さが報じられることになりその事を遺憾に感じると共に、リーダーシップ無き国のあり方に不信感を抱かざるを得ません。

 わが大館市は直接の被害は受けてはおりませんが、経済活動の繋がりの強い近隣県の被災また自粛等、長引く大規模な余震で非常に多くの企業が間接的に大きな影響を受け地域経済が急激に落ち込んで下ります。今後日本は震災からの復興を基本に、燃料電池、太陽光発電など起電事業の活発化、地域社会のあり方、防災に対する意識の持ち方、インフラ整備のあり方など様々な変革が考えられます。

 混迷する社会から新たな指標、突破口を見出し強く歩を進めていくのは我々自身です。

 我々は青年経済人として地域社会と共生していく立場にあり、相互に利益をもたらすよう社会の仕組みの中でつながりを深めています。

 ならば地域社会の成熟度が、我々の経済活動の充実へとつながる事は必然であります。社会に対する不満を、環境を嘆くばかりでは今一度立ち上がる力までも失ってしまいます。

    この時代にこそ、力強いリーダーシップを発揮し、精進し挑戦しよう。

    先導者たる気概をもち、一歩一歩しっかりと歩んでいきましょう。

 今年度会長を仰せつかるにあたり、60名近い会員に青年部の目的・役割を正しく理解していただき、地域を支える青年経済人として活動し、よき友を見つけることができるよう、まごころを持って努力し続けてまいります。

「誠を尽くして人に接すれば、心を動かさないものはこの世にない。」との想いから、

「ハートリレー」 ~明日に架ける橋~というスローガンにいたしました。

 目標達成するためにまごころをもって行動し、人の心を動かす人・組織となるよう会全員で取り組んでまいります。

重点項目

1. 会員親睦と会員拡大

  青年部のコアな卒業生に伴う会員減少や震災影響の景気後退による退会者の発生が考えられます。活動財源の為にも会員拡大そして、青年部の目的と役割を理解してよき友が見つかるように努めます。


2. 東日本大震災後の東北復興に寄与する活動
   
   東日本大震災被災者及び被災地に対し有効な支援活動を実施する。

3. 起業教育への取り組み


  ジュニアエコノミーカレッジプログラムを通して子供達に起業教育を行います
   「自ら課題を設定し、考え解決する力を養う教育」子供達気づきを促す教育プログラム
  未来の大館を担う人材教育。


4. 青年部会則規定の見直し
  30周年記念式典向けに改正された会則を元に戻し時代に適合した会則にします。