ネットワークの更なる強化


平成十九年度会長

長井世幸




 景気拡大期がいざなぎ景気を超えて戦後最長と言われている昨今、我々会員の殆んどは好景気の実感が無いままだと思います。
 国内では、中国の景気に影響されての非鉄金属の高騰、外材を含むチップの高騰が生産業者をさらに圧迫しているとともに、個人消費の勢いが依然として弱い状況下での金利値上げは、泣きっ面に蜂ともいえます。

 さて、当青年部はというと、平成十五年、十六年と二ヵ年続けて開催したイベント、「“おらえ”のきりたんぽ鍋日本一コンテスト」で生まれた「きりたんぽの妖精ポン太君」を、三代目の着ぐるみには、形・素材にこだわったほか耐久性も追求したものを十八年度に作製していただきました。

 リニューアルされたポン太君は、早速日本テレビの関東圏深夜番組での進行役や、ラジオのインタビュー取材を受けたほか、「週間女性」に掲載されるなどマスメディアでも取り上げて頂いており、着実に全国発信されていることと思います。

 ポン太君グッズに関しては、かねてより検討してきました「絵本」を、出版に向けて本格的に着手していきたいと考えます。この絵本は、きりたんぽ鍋の作製手順がストーリーとなっていることより、大館を代表する郷土料理であるきりたんぽ鍋を、幼少のころから認識してもらう狙いも含まれています。

 我々の目指している「本場大館きりたんぽ鍋」の「ポン太君」としての浸透はまだまだであることから、今後も時間をかけて広く浸透を図っていき、地域の活性化に少なからず結びつけることができればと考えています。

 また、当青年部はこれから数年に渉り、会員が大量に卒業する時期を迎えます。十八年度の笹谷会長が重点項目にも掲げた「会員増強活動」を、十九年度はさらに進め会員数拡大に努めるとともに、会員相互の事業内容をより奥深く掘下げて知る事に重点をおきたいと考えます。

 現在は六十数名の会員が所属しておりますが、私自身も含めて、全会員の仕事内容について詳細までは把握しきれていないことと思います。例えば同じ建設業でも、得意分野がそれぞれあるはずですし、もしかすると第二創業を始めているかもしれません。委員会事業として何らかの方法によって、全会員の事業詳細について周知を図っていくことを積極的に展開し、普段の業務において会員間での受発注が生まれることに繋げ、入会している意義を見出すことができればと考えます。

 では、より結束力を強め活発な一年間となるよう頑張りますので、会員皆様のご協力方につきましてよろしくお願いいたします。