23年度

一年間お世話になりました。

平成23年度 スローガン 「ハートリレー」~明日に架ける橋~

平成23年度会長 長井世幸

平成23年3月11日に発生した東日本大震災被災者の方々へご哀悼の意を表すとともに、今後の日本復興へ向け出来る限りの英知を集結し、一日でも早い復興を願うものであります。震災後の世界からのメッセージはとても温かいものであり、日本人の冷静な対応が高く評価されていました。しかしその後に発生した原発事故からは、日本からの情報の少なさと信頼性の低さが報じられることになり、その事を遺憾に感じると共に、リーダーシップ無き国のあり方に不信感を抱かざるを得ません。

わが大館市は直接の被害は受けては下りませんが、経済活動の繋がりの強い近隣県の被災、また自粛等、長引く大規模な余震で非常に多くの企業が間接的に大きな影響を受け地域経済が急激に落ち込んで下ります。

今後日本は震災からの復興を基本に、燃料電池、太陽光発電など起電事業の活発化、地域社会のあり方、防災に対する意識の持ち方、インフラ整備のあり方など様々な変革が考えられます。混迷する社会から新たな指標、突破口を見出し強く歩を進めていくのは我々自身です。

我々は青年経済人として地域社会と共生していく立場にあり、相互に利益をもたらすよう社会の仕組みの中でつながりを深めています。
ならば地域社会の成熟度が、我々の経済活動の充実へとつながる事は必然であります。社会に対する不満を、環境を嘆くばかりでは今一度立ち上がる力までも失ってしまいます。

この時代にこそ、力強いリーダーシップを発揮し、精進し挑戦しよう。
先導者たる気概をもち、一歩一歩しっかりと歩んでいきましょう

今年度会長を仰せつかるにあたり、60名近い会員に青年部の目的・役割を正しく理解していただき、地域を支える青年経済人として活動し、よき友を見つけることができるよう、まごころをもって努力し続けてまいります。

誠を尽くして人に接すれば、心を動かさないものはこの世にない。との想いから、「ハートリレー」~明日に架ける橋~というスローガンにいたしました。目標達成するためにまごころをもって行動し、人の心を動かす人・組織となるよう会全員で取り組んでまいります。

Aライン復興支援プロジェクトのまとめです。

↓ をクリックするとPDFデーターが開きます。

復興支援プロジェクト

去る3/16八戸商工会議所 会頭室において2月に行われた「大館アメッコ市」会場内に

設けた「震災被災地復興支援コーナー」での収益金の一部15万円を会頭宛てに贈呈して

参りました。会頭が所用のため、代わりに河村 忠夫副会頭が中心に山内専務理事・佐々木

常務理事そして八戸YEG高畑会長にも列席していただき、Aライン出向者メンバーと談義をして

まいりました。また、当日は八戸商工会議所様よりAライン協議会へ感謝状を承っております。

「6単会を点とすると、今回行われた事業により線で結ばれ、今後更に復興支援並びに観光・

地域経済回復の一翼に担うようさらなる活動をしなけれなならないと思いました。」さらにまた、

次年度総会においてはAライン協議会会則変更(追加)により、「災害支援ネットワーク」が組こ

まれる予定です。Aライン協議会地域内において大規模な災害が発生した場合は、相互応援

協力ができるかと思われます。